わが輩は犬である。名前は「ウイリー」。

種類は、ウエリッシュ・コーギー・ペンブロークといい、ご先祖さまはイギリス生まれの由緒ある牧牛犬らしい。

ご主人さまを連れて(?)散歩に出かけると、決まって道行く人から「あれ見て、変わっちゅう、か〜わいい!」と声をかけられるのが何とも誇らしい。

わが輩は、顔はシェパードそっくりで耳が大きくてピンとかっこいいのだが、なぜか足が極端に短い。標準体重10キログラムに対し、ただいま17キログラムの少々太めで、いまにもおなかが地面にこすれそう。たまーるか、しっぽがないものだから、おしりはすっきりしているが、喜怒哀楽を表現するのにはちくと不便である。

わが輩は水浴びが大好きである。冬でも散歩の途中、山からの湧き水の水たまりに率先して飛び込む。先日の雨の後、濁流の溝で泳いで楽しんでいたところを、ご近所の人に見つかって、笑われてしまった。わが輩は、ひょっとして、レスキュー犬の才能を持っちゅうがかもしれん。

わが輩にも弱みがある。雷が大っきらいである。ゴロゴロとくると、へそをとられそうで全身の震えが止まらない。おまけに寂しがりやで、ご主人さまたちが出かける様子を悟ると、つい切れてガブっとかみついてしまう。先日は、ご主人さまのズボンにかみついて穴を開けてしまい、ふだんはやさしいご主人さまにこじゃんと怒られたぜよ。



わが輩は、散歩の途中おしっこは2回くらいで使い果たしてしまい、あとはウンチを数回に小分けにしてあちこちに出すクセがある。高知県を変えよう、と日夜東奔西走奮闘しながらも、文句も言わず黙々と後片付けに励むご主人さまには頭が下がる。ごめんなさい。ワンッ。
私たち家族の一員として13年間にわたり苦楽を共にし、癒しと喜びをくれていたウイリーは、平成18年6月28日家族に見守られる中、13年の生涯を終えました。
かわいがっていただいた皆さんに感謝申し上げます。ウイリーも愛情に包まれての幸せな犬生でした。「ありがとう!ワン!」
しばらくウイリーのこの項は残しておきたいと思います。