平成17年6月から、多くの方々のご推挙をいただき、(株)三翠園の代表取締役社長に就任いたしました。それまで、行政ひとすじに歩んでまいりました私にとって、全く未経験の経済人としての世界に足を踏み出したわけですが、本省課長、県庁部長、市長と歴任してきた人間が、果たして経済界で役に立つのか、ちゃんとやれるのか、私自身も一抹の不安もあり、注目されている方も少なくないと思います。
三翠園は、旧土佐藩主山内容堂公下屋敷跡に建つ宿泊定員550人。134の和・洋室、大小26の宴会場、ホールを備えた高知県内屈指の旅館です。前社長も元高知県副知事経験者で、株主も県内主要企業、銀行、マスコミ、高知市
という、いわば第三セクターに近い歴史的に高知県観光業界をリードすることが期待されてきたいわば公共的色彩を帯びた施設ともいえましょう。
企業は、自社の利益を上げることに専念しなければならない宿命があるものとして、今までの「市民の幸せのために」という行政感覚を払拭し、発想の切り替えをしなければいけないものだと、最初は、妙にしゃちほこばって緊張していましたが、お客様と接するうちに、どうもこうしたお客様商売は、どうやって「お客様にご満足いただくか」をまず考え、「顧客満足度」を高めることが結果として会社の利益にもつながるものだとわかるようになり、「なあんだ、行政と発想の仕方は共通のものがあるんだ」と悟ってきて、ずいぶん気持ちが楽になりました。
そんなことから、社長就任直後は、「借りてきた猫」でしたが、最近は、「水を得た魚」のように、毎日楽しく元気に仕事に励んでいます。「どうも、自分に向いているかもしれない。ひょっとして天職。人生いろいろあったが、結果オーライかも。」と思うようになりました。しかし、すべては数字で表れてくるこの世界。その意味での厳しさを実感しながら、きょうも一喜一憂、がんばっています。
「三翠園のライバルは三翠園自身」という気持ちで、
@もう一度行きたいと言われる三翠園
A明るく元気な三翠園
B攻めの三翠園
をめざして、動き始めた三翠園を見守ってください。
そんな三翠園をみんなに知っていただきたいと思い設けたこの「三翠園コーナー」をお楽しみ下さい。 |