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| 3/29 | |||
| ◆手根管症候群 | |||
「手根管症候群??なんじゃこりゃ」と思うでしょ。私も初めて知りました。妻・真理子がこの奇妙なものを患ってしまったのです。なんだか原因は医学的にもしかとわかっていないようですが、とにかく手指をよく使う人に結構多いそうで、症状としては、手の親指、人差し指、中指の3本がしびれる。ひどくなると痛くなるそうですが、妻の場合はその直前の症状でしたが、一絃琴を弾いていてもだんだんしびれる、自転車に乗っていてもだんだんしびれるというから怖い。 いやだいやだといやがるところをやっと説得して、整形外科医にかかったところ、「ああ、これは手根管症候群ですね。早く手術をした方がいいですね。」と、あっさり言われて、ちゃんと印刷されたカラーのパンフレットに図入りの「手根管症候群」の症状、手術の仕方が描かれたものを渡されたとか。 本人もいろいろ悩んだようですが、いざとなると勇気、決断力のある頼もしい母ちゃんで、きっぱりと「手術するき」ときた。手術は、部分麻酔で手の平を切り開いて神経を圧迫しているじん帯を切るのだそうで、聞くからに痛そうです。しかし、さすがに手術室に入る前に、会社に出ていた私に携帯で電話をよこし、「これから手術室に入るよ、それではいってきます・・・」。本人も初めての手術で、よほどの覚悟で臨んだみたい。何となくこちらの方が不安になって、付き添って手術室に入るのを見送ってあげればよかったかなあと、ちょっぴり悔やまれましたが、しばらくして、「終わったよ。手術成功、切った切った。包帯ぐるぐる巻きだから、当分ご飯作れないからね」ときた。よかったよかった、しかし、困った困った。ご飯どうしよう。こんなことなら、料理のレパートリーをつくっておけばよかった。自立できていない私としてはこれから、2人でひもじい生活になるのかなあと心配しました。 ところが、ちゃんと息子夫婦が夕方になると来てくれて二人で夕食を作ってくれる。いい息子と嫁を持ってよかったよかった。加えて、お隣のお家からも頻繁におかずの差し入れをしていただいたり、ありがたいことです。人の心の温かさを身にしみて感じたことです。 おかげさまで、手の方も順調に回復して来ました。今は「見せてあげようか」と、痛々しい手術跡を見せるのが楽しみになっているようです。 |
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| 3/24 | |||
| ◆上海列車事故慰霊式 | |||
この日は私にとっても一生忘れられない日です。19年前の昭和63年(1988年)のこの日、高知学芸高校の修学旅行生が旅行先の中国上海の郊外で列車事故に遭い、生徒、先生28名の尊い命が失われ、沢山の負傷者が出た大惨事があったのです。当時私は高知県の総務部長として中国との補償交渉の前面に立つこととなり、学校や、遺族の方々等とのつらい悲しい厳しい日々を送ったのです。(このことについては「徹人がゆく」のコーナーで詳細触れることとしていますが、あまりに重いできごとでしたので、筆が進まない状況です。) あれから、20年が経過しようとしています。第1回の慰霊式は県民体育館で、私の司会でしめやかに執り行いました。涙を何度もぬぐいながらの司会で、目がうるみ原稿がよく見えなかった思い出があります。 久しぶりにご遺族の方々とお会いし、当時をまた思い出してしまいました。 ご遺族にとっては、将来を嘱望されたかわいい我が子を奪われ、おそらく何年たっても募っても消えることのない悲しいつらい思い出でしょう。相手が中国であるだけに、そんな憤懣やるかたない思いをぶつけることも十分かなわず、学校側の慣れない対応もあって増幅し、訴訟になったり、難しいわだかまりを残したままになっているのが、なおつらい状況です。 19年前の事故現場と同じ冷たい雨の降る中行われた慰霊式の帰り、学校玄関前の慰霊碑に手を合わせ、ただただ安らぎをと祈りを捧げるのみ・・。 |
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| 3/16 | |||
| ◆ことこますます元気 | |||
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| 久しぶりに東京の孫ことこちゃんが帰ってきました。 2歳半になりますが、元気元気。家に帰ると「おじいちゃあーん!」と飛びついてきて、早速ベッドの上でトランポリン。両手を持って飛び上がったときぶらんと空中で止めるとか、飛び上がったときさらに両手で引き上げて大ジャンプするとか、落ちてくるところをだっこして受け止めるとか、私なりに昔の体操部時代のキネヅカで技の工夫をするのがおもしろいらしい。 愛犬千代には当初ことこの方が怖がっていたが、いつのまにか千代に激しく命令調で叱ったりする。 千代の方が怖がるようになったから、これが犬のしつけかたなのかなあ。 大人のやり方をすぐ見習うのが恐ろしい。 長女とことこがいると家の中が実ににぎやかになるが、東京にかえってしまうと老夫婦(?)家庭に戻り、とたんに静寂。その落差が大きい。 |
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| 3/14 | |||
| ◆三翠園春の園遊会にぎやかに | |||
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| 昨年春のロビーリニューアルオープンを兼ねて「三翠園春の園遊会」として県内各地のおいしい味自慢を屋台として一同に会し、アトラクションと共ににぎやかな交流を楽しむ土佐流園遊会を催したところ、これがなかなか好評で、「春」があるなら「秋」も是非という声が高まり、昨年10月に「秋の園遊会」を開き、すっかり人気も定着で、今回また「春の園遊会」となりました。 今年は気候不順で、暖かい冬の後に寒い春となり、ちょっと夜は花冷えのする庭でしたが、ホールも全館活用して約400人の大園遊会となりました。今回の目玉は、アサヒビール・スーパードライ発売20周年記念の工場直送生ビールと大阪から来ていただいたビアポルカの演奏。にぎやかな演奏が始まるとすっかりドイツのビアホール。歌に合わせて手拍子、曲に合わせて何度となく繰り返す乾杯、ついにはお客様が列をなして、ついつい私も交じってムカデ行進。ビアポルカ演奏チームのメンバーも終わった後で、「高知のお客さんってずいぶん乗りがいいですねえ」と驚いていました。キリンビールも負けじと20日新発売の「ザ・ゴールド」を先駆けて試飲のコーナーを設置して楽しんでいただきました。 恒例のよさこいは、高知のチームとしては常に三本指に入る和を基調にした素敵な衣装で浮き浮きほのぼの踊りの「ほにや」チーム。最後は宿泊券、お食事券、温泉券の当たる抽選会で絶好調。 今回も「秋の園遊会もまた呼んでね」のお声を沢山いただきました。 |
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| 3/11 | |||
| ◆皿鉢祭り華やかに | |||
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| 土佐の伝統宴会料理「皿鉢料理」が勢揃いの皿鉢祭りが、高知の台所大橋通りで華やかに行われました。今年のテーマは婚礼料理。三翠園も含め各ホテル、式場が競い合って展示しました。 わが三翠園は、なんといってもお庭と旧山内家下屋敷長屋を活かし、お隣の山内神社との連携での「ザ・祝言」。和のイメージが売りですので、お料理も和が主体ですが、お好みに応じて和、洋、中を織り交ぜることとしています。 皿鉢料理は、多少の人数の変動にも柔軟に対応でき、酒の肴からようかんまで盛り込むことから、老若男女を問わずいろいろな好みの料理を満載できるという意味で、豪快さだけでなく実に合理的効率的な土佐の先人の生活の知恵です。酒王国の知恵と言ってもいいかもしれません。神社の祭りシーズンになると、特に郡部では、「神祭(じんさい)」として、各家々で入れ替わり立ち替わり訪れるお客様に酒と料理を振る舞う伝統がありますが、その際の料理としてこの皿鉢が大活躍します。 皿鉢祭りでは、和食だけでなく、洋食皿鉢、中華皿鉢、ヘルシー皿鉢などなど今風にアレンジされて、楽しい皿鉢オンパレードです。 |
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| 3/8 | |||
| ◆おらんく食談「土佐はチキン」 | |||
「土佐はちきん地鶏」?聞いたことない鶏かもしれません。最近、高知の地鶏同志を掛け合わせてできた鶏です。高知県は原産の日本鶏の種類が豊富で、まさに鶏天国ですが、そのうちの「土佐九斤」と「大シャモ」を交配してできた「クキンシャモ」と「白色プリマスロック」をさらに交配してできたのがこの「土佐はちきん地鶏」だそうです。 この新種の鶏の肉質が実にすばらしい。旨味、食感、歯ごたえ抜群、そのうえ脂っこくなく、ヘルシー、コラーゲン豊富ときた最高の品質。高知県東部の芸西村の人里離れた山の斜面を利用してストレスのない静かな環境でのびのびと育ったといううらやましいような鶏です。 「はちきん」とは、芯が強くて、元気で明るく素敵な働き者女性のこと。そんなイメージを引き継いで誕生した「土佐はちきん地鶏」を本格発売前に試食をしようという会「土佐はチキン」を三翠園で実施しました。 土佐の食文化のアピールを中心に行われている春の新イベント「土佐のおきゃく」の食談シリーズに協賛しての催しです。 県畜産試験場の専門家の「土佐はちきん地鶏」の興味深いお話と割烹学校の校長先生の「土佐はちきん地鶏」のワンポイントクッキングのお話にマンドリンとギターの演奏を交え、実においしくて有意義な会となりました。演奏者も手作りだという鶏のかぶり物まで頭にかぶって盛り上げていただきました。 たまたま東京から長女とわが孫ことこも帰っていましたのでいっしょに楽しみました。 地産地消、ヘルシーはこれからの料理の合い言葉。三翠園もそうしたお料理の提供に努めたいと思います。 |
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| 3/7 | |||
| ◆ライオンズクラブチャーターナイト | |||
女性ばかりの会員の高知桜ライオンズクラブのチャーターナイト(結成認証記念例会)が行われ、ワクワクしながら参加しました。例会場に入るなり、ぱっと華やかな雰囲気に、わがクラブとの違いをまざまざと見せつけられました。 代表でご挨拶をする羽目になりましたが、久しぶりにドキドキのハイテンションでのご挨拶になってしまいました。 祝宴になって、全員参加の出し物が次々と展開されますが、女性ならではの華やかで楽しい、それでいて奉仕団体らしいライオニズムを踏まえたアトラクションに、笑ったり、うなづいたり、感心したりと、実に有意義な交流の場となり、クラブ運営の大いなる参考になりました。 |
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| ◆箸供養 | |||
| 針供養というのは各地の伝統行事で行われていますが、高知では「箸供養」という行事が行われています。文字通り、お世話になった箸に感謝し食産業の繁栄を祈念して、高知八幡宮の境内で山のようになった箸を燃やして供養するものです。 神事の後、箸塚の前で箸に点火し、参加者が大量の使い古しの箸を持ち寄り燃やします。箸のリサイクル運動や環境保護問題もあったりして、何となく引け目も感じながら、現実に沢山の箸が毎日のように捨てられる運命にあり、食産業の浮沈の象徴でもありますので、箸供養の意味合いも理解しながら参加したことです。そういえば、最初に参加した10年くらい前と比べて箸の数もずいぶん減ったような感じがするのが寂しいですね。 |
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| 3/6 | |||
| ◆還暦を祝う会盛大に | |||
| ささやかに家族だけで祝えばいいかなと思っていた還暦がとうとう知れ渡ることとなり、どうしてもという人達がお祝いの会を計画していただきました。 実は、あの「赤いちゃんちゃんこ」になんとなく憧れがあり、一度着てみたいとかねがね思っていましたが、三翠園にはちゃんと還暦祝い用にそれが備えてあることを最近知り、とうとう念願が叶うこととなりました。 案の定、着てみるとけっこう似合うと自分では思う。気持ちがいい。頭を赤い帽子で隠すせいか、ぐんと若返った感じ。こんな若いおじいちゃんがいるかしらん。 「結婚60年をダイヤモンド婚というように、外国では60の象徴はダイヤモンドで、ダイヤを贈り物にすることがあるそうです。」と知ったようなことを挨拶でご披露しましたが、みんな「へえ、そう」という感じで、聞き流していました。 お祝い事は楽しいもので、何回やってもいいかも。 |
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| ◆防災訓練 | |||
お客様に安心してご利用お泊まりいただくため、三翠園では、春・秋の火災予防週間の時期に消防防災訓練を行っています。今回も高知市消防本部のご指導の下、夜間の火災の想定で火災通報、避難誘導、初期消火などの訓練を行いました。訓練とはわかっていても、緊急サイレン、緊急館内放送で火災通報が始まると緊張します。まもなく、浴衣姿のお客様姿の社員が階段を降りて駆け足で避難場所のテラスに続々と出てきます。庭から上階を見上げると、逃げ遅れた想定のお客様が避難ロープや筒状の避難滑り台で外に降りてくる、屋上からホースで放水するなどの一連の訓練が行われているのがよく見えます。避難訓練中に事故を起こしては何にもなりませんから、消防署員の指導により、本番さながら慎重に、緊張の中での訓練が展開されました。 消防署員による訓練総括講評の後、油、LPガスの消火器による消火訓練が新入社員を中心に行われました。火を怖がらないで、落ち着いて火元に向けてしっかり消火剤を吹きかけます。私も率先参加してみましたが、ガス消火は、消火後ガスの吹き出ている元栓を締めるところまでやりますが、なんとなく勇気がいります。女性社員でも勇敢にしっかり消火している姿を見て頼もしく思いました。 備えあれば憂いなし、実戦にならないよう祈りながらも、「安全・安心の宿」として今後も社員一同訓練を続けていく決意です。 |
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| 3/4 | |||
| ◆どんと焼き | |||
| どんと焼きの伝統行事が三翠園そばの鏡川緑地で行われ、参加しました。 私の幼少のみぎりは、山口県ですが、お正月が過ぎてしめ飾りや書き初めを書き損じた紙などを小学校にみんなで持ち寄って、校庭でたき火をしてどんと焼きをしたものです。 確か芋なども持っていって焼き芋をつくったりして食べたなつかしい思い出があります。 全国的に行われてきた年神(としがみ)さまを送るという小正月の伝統行事ですが、ここ土佐でも大切に引き継いで行こうということで、熱心なグループの主催で沢山の人達の参加で行われました。 神様の使いとされる子供により、種火から火をとる儀式の後、竹で組んだどんとに点火され、参加者が一斉にしめ飾りを火にくべると勢いよく燃え上がり、幻想的な雰囲気になりました。 「どんと焼きの火にあたると若返る」とか「どんと焼きの火で焼いた餅を食べると一年間病気にならない」「燃えさしを家の天井(てんじょう)につるしておくと火事にならない」などの言い伝えもあり、早速竹に刺した餅を火にかざして焼いて食べました。 これで今年も元気いっぱいがんばれます。 |
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| ◆おひな様と桜でお迎え | |||
今年もご近所の方のご好意で8段飾りの立派なおひな様をロビーに飾らせていただき、お客様をお迎えしています。いつもお隣どおしでお世話になりっぱなしですが、3人のお嬢様もみんな成人され遠くに住んでおられることから、いつの頃からかおひな様も飾らなくなって倉庫にしまい込んでいることを聞きつけて、それならということで、昨年から三翠園で飾らせていただいています。 親御さんの思いのこもったそれはそれは立派なひな飾りで、社員もお客様も一様に感嘆の声。 おひな様をじっと見入っている女性、おひな様の前で写真を撮る方。 お客様はもちろんおひな様もおそらく喜んでいただいていることでしょう。ありがたいことです。 また、今年は暖冬ということもあり、桃のシーズンに一足早く桜も咲き始め、知人の農家の方から、今年も桜やモクレン、レンギョなどを大きな枝でいただき、これもロビーに活けさせていただきました。 「えー、もう桜が咲いてる。南国やねえ。」と驚きの声が聞こえ、南国高知の宿の雰囲気作りに大きな役割を果たしていただいています。 三翠園もいろいろな方々に支えられていることに喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。 |
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| ◆卒業式シーズン | |||
| 私が年に一度講義をしているコンピューター専門学校の卒業式が行われました。 高知市長に初めて就任した13年前、公約のメインに経済構造の脆弱な高知市を元気にするにはまずは産業振興をと掲げ、将来のリーディング産業であるコンピューターソフト産業に目を付け高知市として初めての「ソフトウエア産業団地」を造成し、その団地の人材養成拠点として設立されたのがこの学校で、特別の思いがあります。 卒業する人送る人いつもの風景です。年に一度しか会わない生徒たちではありますが、私のことはよく覚えてくれていて、「おめでとう」の声をかけるとにっこりとほほえんでくれます。 在校生代表で送辞を言った女性が途中で涙声になり、ついつい目がウルウルになってしまいました。2年制の短期間のお付き合いですが、青春時代の多感な時期、きっと思いでの学園生活だったことでしょう。 卒業生の中で何人かの身体障害者がいましたが、ITの世界はハンディに関係なく活躍できる場と期待されていますが、後で本人に聞いてみると、残念ながらまだ就職が決まっていないとか。「身体障害者なものですから、なかなか決まらなくて・・・」と寂しげに答える姿が、厳しい現状を物語っていました。 |
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