1/30
◆ロビー工事風景
ロビーの工事も半ばに達し、初めて工事現場を見せていただきました。パースでしか頭になかったリニューアルの途中の様子を見ることができ納得がいきました。
耐震化工事が中心にありますので、壁や柱が頑丈になっている様子がよくわかります。リニューアルの目玉のひとつは、耐震化柱をアール型窓枠にした点ですが、丸窓の和のモチーフの雰囲気がよく出ていて、できあがりが楽しみです。
板張りの床はまだできていませんでしたが、床が張られるとまた和の感じが出てくるものと、期待がふくらみます。昼夜を問わぬ突貫工事で、約50日で仕上げていただくわけですが、がんばっていただいている現場の皆さんに感謝しつつ現場を離れました。

来月2月19日リニューアルオープン後は、土佐の食を考える会などが計画している「土佐のおきゃく2006」にも協賛して、ロビーリニューアルオープンを記念して「三翠園春の園遊会」を実施する計画です。土佐の食をふんだんに用いた楽しい園遊会としたいと思っています。
参加者の一般募集もしますので、ふるってご参加下さい。

1/27
◆功名が辻特別展
ちょうど旅行会社の会議が東京で開かれたものですから、そのついでに両国の江戸東京博物館で一足早く開催中の「大河ドラマ功名が辻特別展 山内一豊とその妻」の展覧会を見てきました。

寒い平日の午前中というのに、なかなかの人出で、まずまずの評判かなと安堵しました。展示物は、山内家宝物資料館のものが約半分ぐらいありましたが、地元にいながらなかなか見る機会の少ない珍しいものが沢山出品されているのには驚きました。一豊の出世に沿い、長浜、掛川、高知の関連展示物、一豊に影響を与えた信長、秀吉、家康そして、千代と交わりのあった高台院(秀吉の妻ねね)や戦国の武将の政略に翻弄されたお市や淀、旭、ガラシャなど戦国の女性達をテーマにした展示物もあってなかなかの見応えのものでした。

ほんの一部の展示物でしょうが、わずか200石から24万石へと出世した戦国武将ゆかりの品々をみると、その力の大きさをかいま見る思いとともに、命をかけて夢を追い続ける気持ちにも当時としてはむべなるかなと思わすものがあります。

この巡回展は、東京の後、静岡県掛川市を回り、本年7月半ばから8月末まで高知で開催されることとなっていますが、今から楽しみです。


1/26
◆経営者講演会
JTB主催による経営者講演会が東京の京王プラザホテルで開かれました。
巨大ホテルのスタッフの対応ぶり、施設の工夫など改めて旅館経営者の目で見せていただく機会ともなりました。特にさすがと思ったのは、チェックインの手続きをした後は、「松尾様」と名前で呼んでいただけるのはすばらしいことだと感心しました。
ただ、あまりにも広すぎて肝心のフロントがどこにあるのかインフォメーションがわかりにくかったのと、チェックイン・アウトの手続きに長蛇の列で待たなければならない状況にはうらやましいような気もしました。

講演は、東洋文化研究者のアレックス・カーさんで、「日本は観光立国になれるか」というテーマでの外国人から見た日本の観光価値について、鋭い分析による問題指摘と提案がありました。
その概要は、日本の公共事業が貴重な自然を台無しにしてきたこと、民間建造物もせっかくの伝統文化を破壊してきたこと、電線と看板のあふれる町の風景、日本のホテルの殺風景さを厳しく指摘し、観光とは、他にないものを求めることであり、自分の町にしかないものを大切にしなければいけないとの提案がありました。いちいちうなづくお話で、私自身もそんな破壊行為にかつては加担していたのかと思うと、恥ずかしいような残念な気持ちでした。

その後の「交流文化賞」の表彰式では、兵庫県豊岡市の「コウノトリの暮らすまちへ」という取り組みに最優秀賞が贈られました。
絶滅寸前だったコウノトリを増やし野生に戻すまでの市民挙げての取り組みが紹介され、「勝ち組になろうというのでない、誇りの持てるまちづくりをしようとみんなでがんばっている」という市の担当者の言葉が印象的でした。
これからの観光は、物見遊山型から交流文化・体験型になるという考え方の下に新設されたこの賞の中で、北海道の「YOSAKOIソーラン祭り」が、新しい交流文化の創造として、審査員メモリアル賞を受賞したことに、よさこいの元祖高知としては、嬉しいようなちょっぴり悔しいような複雑な気持ちでした。
他の地域が、地域の生き残りをかけてがんばっている姿をみて、わが高知も地域に誇りを持ちつつ、もっと先を見て積極的な取り組みが必要だなあと痛感しました。

1/25
◆観光開き一斉清掃
大河ドラマ「功名が辻」で期待の大きい平成18年の観光開きを前に、町をきれいに磨きをかけようと、恒例の一斉清掃が行われ、観光関連業者の一員として参加しました。
この催しは、町内会や、JC、観光ボランティアガイドさんに加えていつもバスガイドさんも参加していただき、華やかです。
今回は、はりまや橋界隈を清掃して歩きましたが、あまりみるべきごみの収穫はなく、道路沿いの花壇がその効果を発揮しているかなと感じました。
観光客にとって、まちがきれいか汚いかでずいぶん印象が左右されます。
まちは市民のモラルをそのまま映し出しているといえましょう。
さすが、清潔で明るく元気なイメージの「一豊、千代のまち」と言われるようにと、しっかりゴミを拾いました。

1/21
◆一絃琴弾き初め会
正曲一絃琴白鷺会の弾き初め会と新年会が催されました。
曲目は、年の初めにふさわしく「初春」「須賀曲」「松竹梅」「六種調」でした。定期演奏会ではないので、内輪で少人数での会となりましたが、大事なお客様もわざわざおいでいただき、聴いていただきました。
ちょうどロビー工事中で、演奏の時間だけは工事中断していただきましたが、前後はかなりはげしい音でご迷惑をおかけしました。六種調は、いわゆる十三絃琴の「六段」で、なかなかテンポが難しい曲ですが、いまいち音のばらつきがみられたのが今後の課題です。

弾き初めの後の新年会はみんな難しい曲のあとだけあって、ほっとしてか工事音に負けずにの気持ちか、結構盛り上がりました。
写真は、肝心の演奏会は、緊張して撮っていただくよう依頼するのを忘れてしまい、新年会だけの写真となって、ごめんなさい。

1/15
◆この頃のウイリー
今年は戌年、愛犬ウイリーは、本年12歳。めっきり年をとってきましたが、それでも吠えるときは往年の元気。なにがどう年をとったかというと、まずあのちょっとの音でも敏感に反応していた大きな耳が、かなり鈍くなりました。
目は、若かりし頃はかわいい大きな瞳でしたが、今やまぶしそうに目を細めてじっとみる。
人が玄関先に来るとよく吠えて迎えに出ようとするとがぶりとかまれていましたが、その歯もいつぞや歯にミルク棒という大好きなねばっこくなる餌がくっついたもんで、とってやったら歯もいっしょにくっついて抜けてしまったように、妙にわんわん吠える息もくさく、歯槽膿漏。えさも好みが変わり、肉類よりも魚野菜を主体とした高齢犬用のドッグフードが好きになりました。

散歩に時間がかかります。
かつては勢いよく走ったりひっぱってくれましたが、今は、とぼとぼ歩くのをひもでひっぱってやらなければなかなか進まないありさま。
おしっこも終わり頃はちょぼちょぼとキレが悪い。
毛並みもつやつや黒光りしていたのが、茶色っぽく色が薄くなってきた。人生いや犬生のたそがれを感じさせる姿に、あすは我が身かと思うと、なんとなく物寂しさが漂います。
しかし、これまで楽しませてくれ、癒しをくれた愛犬ウイリーに精一杯明るく接してやり、生き甲斐を与えねばと、ふわふわの毛足のながいぬいぐるみのようなしっぽのある毛づくり犬小屋を買ってやってやりました。最初は、警戒して中に入りたがらなかったウイリーですが、すぐ慣れて、小屋に入って一日中グースカ寝ています。若い頃の楽しい夢でも見ていることでしょう。よかったよかった。

1/12
◆三翠園大新年会
経費節減のためか数年前から三翠園社内の忘年会、新年会は中止されてしまっていたようですが、やっぱりとかく時間がバラバラ、職場も離れたりして日頃話す機会も少ない社員同士がお互い酒を酌み交わしながら懇談する機会は必要ではないかと思い、久しぶりに新年会をやろうではないかと提案をし、とうとう実現の運びとなりました。
宿泊客や宴会客もありながらの社員新年会ですので、ちゃんとできるのか不安でしたが、ほとんどの社員が入れ替わり立ち替わり仕事の合間を縫って参加してくれました。
社員の私服姿は初めて見るので、誰か見間違うくらいいつもの制服姿とはうってかわった様子に少し戸惑いましたが、若い社員はやっぱり現代っ子らしいファッションでむしろホッとしたことです。

司会はさすが宴会慣れした若い社員が実に楽しい話術で進めます。
ビンゴゲームをしたり、みんなでよさこいを踊ったり、カラオケ、ダンス、マツケンサンバと、「えっ、あのおとなしそうな社員がこんなことができるのか」と、意外な発見の連続です。
知られざる一面を見ることができるのも新年会ならではの効果です。
私もついお調子に乗ってしまって、演歌、よさこい、マツケンサンバに参加してはめをはずしてしまったようです。

盛り上がった宴がお開きになったあとも、片付けは、手慣れたもので、みんながいっしょになってやります。私もざぶとんや座椅子を運ばせていただきました。きょうは、嬉しくて、全員にお酒をついで回ったもので、少々飲み過ぎてしまいました。

1/9
◆えもやんとゴルフ
えーっ、あの「えもやん」とゴルフですって!この話を聞いたときには飛び上がりました。
江本孟紀さんは、プロ野球ファンなら知らない人はないくらいのかつての南海、阪神の名投手であり、この前まで国会議員として活躍をし、大阪府知事選挙に立候補して惜しくも敗れましたが、今は、歯に衣着せぬ野球解説などでお茶の間をに楽しませてくれています。
その江本さんとは、市長時代から高知商業出身ということもあり、ときどきお話をする機会もありましたが、とてもさっぱりした曲がったことの嫌いないごっそうという感じの気持ちのいい人柄で私の好きなタイプです。とはいえ、元プロ野球選手とへたっぴの私とがどうして同じ組でゴルフをしなければならないのか耳を疑いましたが、私が尊敬申し上げている方のお引き合わせで、とんでもないこととなってしまいました。

身長189pの長身で振り回すクラブの勢いは、まさにブンブン太郎そのもの。
恐ろしい勢いでボールが飛んでいきます。
すっかりびびってしまった私の方は、緊張も極度。空振りはする、チョロはする、OBはだす、バンカーに入れるのミスショットオンパレードで、近来にないぼろぼろ。
で、案の条の結末。おまけに、後ろの組には、昨年シード権も獲得した本県出身のトーナメントプロの高島さんもいて、後ろからびゅんびゅん球が飛んでくる。

ハンディがシングルになった人の祝賀会を兼ねたあとの打ち上げの会で、「松尾さんは、市長時代には、しごとばっかりしていたようで、ゴルフは全然だめですね。」と、例の毒舌えもやん節でこきおろされてしまいました。やっぱりゴルフは向いてないみたい。

1/8
◆山内一豊と茶の湯
1月8日は、記念すべき日です。
NHK大河ドラマ「功名が辻」の第一回放送日ですが、奇しくも405年前の1601年1月8日は、山内一豊公が土佐浦戸に入城した日でもあります。
この日を記念して、土佐山内家宝物資料館の主催で「山内一豊と茶の湯」のテーマで渡部館長と尾本学芸員の講演会が開かれました。
千利休をはじめ、茶の湯をたしなんだ信長、秀吉、家康と同時代に生きた一豊も当然のことながら、茶の湯に深い関わりを持っていたということです。というよりも、特に秀吉の頃から「茶湯御政道」と言われるように、茶の湯が政治の具として利用されたという戦国の世をうかがわせる興味深いお話でした。
1587年秀吉が天下人を広くアピールする「北野大茶会」、秀頼誕生後の豊臣家お世継ぎに関する秀吉の心変わりを映し出す1593年秀次不在時の秀吉の伏見の茶会、1594年聚楽第での秀次茶会、大阪城での秀吉茶会と、山内家史料に残されている茶会記録の話からは、当時の生々しい様子が伝わってきました。
茶道具の授受にも政治の世界の重要な一面が含まれており、山内家宝物の中でも、茶道具が歴代の藩主の形見として多く残されているとのことでした。

きな臭い戦国の世に翻弄された茶の湯ですが、そのこととは本来関わりのない茶道の世界が今に伝えられてきた先人の努力に思いを馳せながら、講演後のお抹茶を頂戴しました。
一豊にゆかりの静岡県掛川の茶と、山内家御用達の三つ葉柏家紋入り和菓子が、いやがうえにも一豊の時代を体感させてくれました。

1/4
◆三翠園・三コの功名が辻
全社員を前に年頭のあいさつをしました。

社長就任後半年を経過し、じっと内外を観察してきたことから、いよいよ確固たる経営方針を打ち出すこととしました。

昨年暮れの忘年会客は、空前の10,440人、宿泊客も5,500人と、12月としては、過去最高をマーク。みんなよく頑張ってくれました。

しかし、なお体質改善は、道半ば。そこで、大河ドラマ「功名が辻」を追い風に、一挙に体質改善、飛躍発展に結びつけるために、「三翠園のライバルは三翠園自身」「変化の止まった会社は衰退する」をキーワードに、「また行きたいと言われる三翠園」「明るく元気な三翠園」「攻めの三翠園」をめざす三翠園像としました。
「功名が辻」とは、「出世の曲がり角」「成功の糸口」といったことだとすれば、三翠園に置き換えれば、「発展の心構え」というところでしょう。「三顧の礼」ということばがありますが、大河ドラマ放映の新年にあたり、これらをもじって、「三翠園・三コの功名が辻」を、三翠園発展の心構えという意味で提唱しました。一つめのコは、「顧客満足」、二つめのコは、「コスト意識」、三つ目のコは、「向上心」です。早速これらを紙にしたため、社内の事務室などに貼り出すこととしました。

大河ドラマは、その時代に訴えるテーマを持っていると言われます。「功名が辻」は、「戦国の世を夫婦愛で勝ち上がる出世物語」ですが、一豊のまじめでまっすぐな律儀さ、千代の明るさと時代や人の心を巧みに読み取る先見性と洞察力、そして何よりも二人の熱い夫婦愛、夢を追い続ける向上心、これらこそ現代社会にも求められている大切なものと受け止めることができると思います。山内家ゆかりの宿「三翠園」としては、こうした「一豊と千代の生き様を体感できるおもてなしの実現で、お客様の期待にお応えしよう」と訴え、新年のあいさつとしました。
◆ロビー耐震リニューアル工事始まる
耐震問題が国民的関心事の昨今、わが三翠園も築後40年を迎え、耐震診断を経て、要改修とされたロビーを全面耐震改修することとなり、着工しました。





リニューアルに際しては、単に耐震壁などを設けるだけでなく、この際三翠園にふさわしい「和」のイメージを強調し、床も板張りにし、窓も半円形、照明も和紙行燈風にするなどデザインの一新を図ることとしました。





完成は、2月18日。広くリニューアルオープンをアピールするため、記念ロビーコンサート、お披露目祝賀会なども予定していますので、お楽しみに。それまでの間、工事中はご不便をおかけしますが、お許し下さい。なお、工事中も不快感を与えないように、工事外壁には、「一豊と千代の出世物語」を紙芝居風のまんがとあらすじで飾っていますので、見に来てください。

1/2
◆お正月イベント「縁日ひろば」にぎわう
お正月の夜を館内イベントで楽しんでいただこうと、「縁日ひろば」と「大ビンゴゲーム」が開かれました。

大晦日から3が日まではファミリー客で満室状態ですので、昔懐かしい「縁日ひろば」の催しは、子供達が喜ぶものを、家族で楽しめる正月らしいものをということで、今年初めて実施したものですが、座敷の大部屋あふれんばかりの盛況でした。輪投げ、射的、福笑い、駄菓子屋さんなどですが、けっこう大人がムキになってがんばっている姿がほほえましい笑いの絶えない家族の平和な風景です。

大ビンゴゲームもおなじみのものですが、お正月とあって豪華景品目当てに約170人もの参加者で熱気あふれていました。一番ビンゴはかわいい小学生の女の子で、見事に商品券1万円を獲得。意気揚々と自席に凱旋する興奮した面持ちの女の子の目、「でかした、でかした」と我が子の快挙に大喜びで迎えるお父さん、お母さんの笑顔、羨望のまなざしで女の子の姿を追いつつため息をつくまわりの大人達の目が印象的でした。

ふと「人生いろいろ」「勝ち組」「負け組」のことばが、頭をよぎりました。

1/1
◆もちつきで年明け
あけましておめでとうございます。本年は穏やかで平和な年でありますように。

三翠園の年明けは、朝7時からのもちつきで始まります。いつもなら、郷里の山口で両親とともに過ごす正月ですが、こういう仕事につくと、まずはお客様最優先。

社員も総出で、朝から庭園でぺったんぺったん。もちをつく人、こねる人、あんこを餅に包んでちぎる人、もむ人、それぞれにさすがにプロ級の人がいるもんで、流れ作業のように進んでいきます。私もこの道は、ひととおり心得があるもんで、流れを阻害することなく、スムーズに仲間に入れていただきました。お客様もにぎやかなもちつきに、一斉に窓からのぞいたり、庭園に出てきて子供さんといっしょにもちつき体験をしたり、すっかりお正月を楽しんでいただきました。

そのあとは、山内神社に初詣。「この1年、功名が辻で高知がおおにぎわいになりますように。」夫婦円満・開運のお守りもいただいてきました。